16.なってない夫
お寿司屋さんに行った時の事。
私がサーモンを食べていて美味しかったので
夫にも「美味しいよ〜、食べる?」と聞くと
夫は「サーモンだけは食べるなってジイちゃんの遺言だから」と答えた。
夫のお祖父ちゃんはもう亡くなっている。
私は「アホかっ!そういうボケは、お祖父ちゃんが元気で”おいおい、アンタのお祖父ちゃんはまだ生きとるがな”っていうツッコミを貰うためのもんやろう!!ボケどころ間違っとる!!」と激怒。
夫は「あぁ・・・そっか」と言ったものの、あまり反省していない様子。
それを見た私は、ますます「ボケるならキチンとボケな、突っ込むもんも突っ込まれんやろう!?何考えてんの!!」と怒りまくったのは言うまでもない。
やはり夫は天然でないと面白くないという事が判明した出来事であった。 |
17.なってない夫パート2
上記の事があり、夫がわざとボケたものは面白くないので
無視する事にしているが、たまにヒットもある。
例えば、お子のおもちゃの車に無理矢理乗って「見て見て〜」と言ったりする(その場合、お子が近くにいると夫はお子から怒られている)のは、まだ笑える。
しかし、ウケたからといって二度も三度も同じ事をするのはいただけない。
芸人として恥ずかしいではないか。
持ちネタにするなら、しゃべりでオチをつけるときなどの決まり文句ぐらいにして欲しい。
いくら夫婦間といえど笑いに妥協は出来ないのだ。 |
18.逆さ言葉の夫
夫はたまに逆さ言葉で話す。どういう事かというと「飯うまい」→「し〜め〜まいう〜」、「焼き肉行こう」→「にくやきこうい〜」といったカンジで、何でも逆さまに話すのである。
たまに何を言っているのか分からないので「何だって?」と聞き返すと、明らかにさっき言った言葉とは違う言葉を話している。自分でも訳が分からないらしい。自分の言った言葉には責任を持ってもらいたいものである。
しかし、私もたまに逆さ言葉で話すのでこれについてはあまり突っ込めないでいる。私も責任が持てない。
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19.チェックする夫
テレビを見ていて、アナウンサーなどが言い間違えたりするのをチェックする夫。テレビに向かって「今、間違えたな」と突っ込んでいる。
夫が突っ込めるのはテレビだけである。私には突っ込めない。
他にも、野球中継などを見ていて観客席にいる変な人をよく見つける。
「見て見て、この辺!」とわざわざテレビに近づいて行って、
指差しで私達に教えてくれるのだが、観客席よりも野球を見ろ。
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20.気にしている夫
上にも書いたのだが、夫はこのページの反応を気にしているらしい。
私が「掲示板に面白いって書いてあったよ」と伝えると
「俺はボケてないっちゅーの!」と言っているが、顔はとても嬉しそうである。
「そういや、大阪の人から面白いって書いてあったよ」と言うと
「それはちょっと嬉しい」と言っていた。
夫のお笑いの基準は”大阪の人にウケるかどうか”らしい。よかったね、夫。
「俺が誤解される」「俺のイメージがどんどん変になっていく」と
何かにつけて文句を言っている夫ではあるが
ウケてナンボ、笑いをとってナンボである。
私のHPのために、これからもボケを期待するばかりだ。
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