このページが好評だと夫に伝えた時の夫婦の会話。
夫:「俺はネタのために生きてるんじゃない」
私:「私にはネタを振りまいて生きているようにしか見えない」
諦めろ、夫よ。

6.隠れる夫

うちの台所はカウンターキッチン。なので居間に入って来ると(台所と繋がっている)私がいるかどうかは、すぐに分かる。
その夜、たまたま私は洗面所に行っていて居間にも台所にもいなかった。
すると夫は私がカウンターキッチンの所に隠れていると思い
逆に脅かしてやろうとしゃがみ込みながらカウンターに近づいて行った。
そして「わっ」と言った(かどうかは知らないが)夫は
初めて私がいない事に気付いた。一人でさぞ空しかった事だろう。
悲しい夫婦のすれ違いである。

7.新しモノ好きな夫

正確には「新しい機械が好きな夫」。我が家に新しい電化製品が来ると
必ず最初にいじるのは夫。説明書をじっくり読みながら、ご苦労な事に
いつまでも設定やら色んな機能やらを試している。
ちなみに私は説明書は読まない。私の説明書は夫。
うちにある家電の事は、夫に聞けば大体分かる。便利だ。
説明書を愛読書と言っても過言ではない。物好きな。
先日購入した圧力鍋も、夫のほうが機能を理解している。でも煮えなかった。
プライドをかけて、煮えるようにして欲しいところだ。

8.起きない夫

夫は異様に寝起きが悪い。それも半端じゃなく悪い。
毎朝5時過ぎに目覚ましをかけているにも関わらず
なぜか起きるのはそれから30分経ってから。
その間何をしているのかというと、床で寝ている(ベッドから降りて)。
目覚ましの立場も何もあったもんじゃない。
あまりに寝起きが悪い為、ずっと目覚ましが鳴り続けているときがある。
そういう時は、夫を蹴飛ばして目覚ましを止めさせている。
なぜなら私が寝られないから。不憫な夫だ。
しかしそれでもすっきり起きる訳ではなく、目覚ましを止めてまた床で寝ている。私が蹴飛ばした事も、寝ぼけているため覚えていない。
そして「今日寝坊した〜」と言う夫に
「夜遅くまで起きてるからでしょ!!早く寝なさい!」と言う私。
なんだか段々夫が可哀想になってきた。しかし蹴るのは止めない。
なぜなら私が寝られないから。

9.浅く広い夫

別に頭髪が浅く広い訳ではない。念のため。
知識が浅く広い夫。PCなど、機械に関して言えば深く深〜いと思われる。
世間の一般常識などについては、浅く広く知識を持ちたいらしい。
いわゆる「雑学王」を目指しているらしいが
実際に役に立つときがくるのかどうかは不明。
それよりも生活IQを上げたほうが、よっぽど役に立つ。
それでいて、しょっちゅう私に「これって何?」と聞いてくるのだが
「知ってどうする」と思われるものが多い。(例えば物の名前の由来など)
夫の雑学王への道は、果てしなく遠く険しい。

10.太らない夫

夫は痩せている。体脂肪率が7%ぐらいしかない。犯罪的だ。
食事などはよく食べ、私のおやつもたまに食べていたりする。まさしく犯罪。
昔はもっと痩せていたのだが、働き出してからは筋肉が付いてきた。
それが夫には嬉しいらしく、よく「ふんっ」と言いながらボディービルダーのようなポーズをとってみせる。貧相なボディービルダーだ。
あまりに痩せている為、食事を取り過ぎた時には胃が出ているときがある。
どこかで見た光景だと思ったら、子供のお腹と一緒だった。
「お子様かっ」と言うと「わはは〜」とのん気に笑っている。笑い事ではない。
夫が太るか私が痩せるか、どちらが早いのか日々悩んでいる。

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